お手上げ状態
10月1日・・「東京証券取引所」がシステム障害で、株式全銘柄の売買を終日停止しました。私の記憶では1日中というのは初めてかと…?
これは2日の「日本経済新聞」の朝刊です。
小さすぎて見えにくいかもしれませんが、いつもは企業名の脇に記載されるはずの株価が、皆一様に「-」状態。投資家の皆さんとしては、チャンスを逃がした人、むしろ救われた人・・など、いろいろだったでしょうが、国際的な信用はガタ落ちだったと思います。
私自身は、株取引などは全く行っていませんが、アジアの金融のハブを目指している日本の中心的取引所が、このような事態を招いたことは想像以上に大きな問題であったと思います。今回のシステム開発は富士通であったそうですが、根本的な原因究明が一番大切だということで、早急に動いているそうです。
しかし、何もかもが機械(マシン)やコンピューター頼りになっている世界で、一瞬にしてもろさが出てしまう「諸刃の剣」的な側面を露呈しています。AIやらなにやら、私の世代では理解できない世界が広がっていますが、どうなんでしょうか?アナログの世界も捨てたもんじゃない…と思うことがあります。