終わってみれば・・
- 雑感
先日まで開催されていた北京オリンピック。
人権問題に始まり、ドーピングやら疑惑の判定やら…。いつのオリンピックも人類の欲と醜い部分をさらけ出してしまう祭典ですが、終わってみれば、夢中になって応援していました。
東京2020と同じようにコロナ禍での開催でしたが、選手個々人も感染で参加できなかったり、100%満足できた大会だったのか?…と問われれば、難しい判断だったと思います。
個人競技での孤独な戦い。団体種目でのチームでの戦いと責任。
自分が一番感激したのは「ノルディック複合団体」です。
北欧をはじめヨーロッパ勢が強い競技の中にあって、今回は前半のジャンプでのリードではなく、しっかりと後半のクロスカントリーで走り切っての銅メダル。いつもは抜かれるはずのゴール直前の仕掛けの必要な場面でも日本選手は頑張って、堂々のゴールでした。
本来なら昨年夏の2021年に開催された東京大会の競泳決勝のチケットを持っていただけに、世界一流のアスリートを生で見ることが出来なかった悔しさが、この大会を見てまた思い出してしまいました。
競技が終わって国を超えた選手同士がハグしてお互いをたたえあう中でも、世界の一部の地域では戦闘状態になっていたり。
世界の表と裏が同時に行われていることに、人間の欲の怖さを感じてしまいます。
ロシアのウクライナ侵攻と中国の台湾への圧力の両面をアメリカは耐えられるのか?
米軍基地のある日本も他人事とはいかないかもしれませんね。
それにしても岸田首相。ロシアへの非難声明くらい原稿を読まずに自分の言葉で言えないものでしょうか?全くの頼りなさ。こちらも不安でたまりません。