秋田県からのお願い | ハーベストホーム株式会社

秋田県からのお願い

今日からまた『緊急事態宣言』・・東京、京都、大阪、兵庫の皆さん、大変なことと思います。
秋田県も県民の皆さまに「お願い」が出されました。

昨年来、秋田県が出す「県民へのお願い」はタイミングも内容も的確だと思います。佐竹知事、なかなかお見事!

その佐竹知事を12年もの間そばで支えた『堀井副知事』が23日にご退任なされました。68歳。続投をお願いされながら退任を決意された理由が、「若返りをしないと県庁の緊張感が薄れ、マンネリに陥るから」…とのこと。大変ご立派なご判断だと思います。

ダンディで笑顔も素敵な副知事さんでした。12年間本当にお疲れ様でした。

さて、我らが菅首相の記者会見。国民に向かってしっかりと頭を下げるなど、評価できる場面もありましたが、「東京オリンピック」への質問への答えには愕然としました。

「オリンピックはIOCが既に開催を決めております。日本はそれを誘致しているわけですから、日本政府としてはしっかりと水際対策を取りながら対応をしていきます(要約)」…と。

一国の首相が国民を守るために、IOCが既に決定したものに、ものを申せないということです。日本国民の命よりもIOCの決定が優先されると思われても仕方のない返答でした。

「尾身先生」もいつも頑張って下さっておりますが、政権に忖度しすぎではないでしょうか? 専門家の先生たちの生の意見はどうなのでしょうか? 政治家の皆さんの言葉を介さずに直接聞いてみたいものです。

誰がリーダーになっても、有効な解決策が出せないのは確かです。正解がわかりませんから。でも意思決定とそれを実行するスピードは、リーダー腹のくくり方によって変えられると思います。

文句ばかりを言っても始まりません。「もう我慢の限界だ」…などという我儘は封印し、1人の国民として感染症が蔓延しないように、協力と努力をしていきたいと思います。