指揮者 | ハーベストホーム株式会社

指揮者

昨日お話しした「小澤征爾」さん。
情熱的な演奏で、生のコンサートでその実力が発揮される指揮者の1人だと思います。

その指揮者人生のスタートは、小さなスクーターで貨物船に乗ってヨーロッパへ渡った時からスタートします。
若い時分にはN響事件と言われている演奏者からボイコットされる事件もあり、日本と決別して再度その身一つで飛び出し今日の地位まで上り詰めた方です。

ゼロからのスタートで、米国屈指のオーケストラのボストン交響楽団では29年もの長きにわたって音楽監督を務め、その後は指揮者の頂点ともいうべきウィーン国立歌劇場の音楽監督の就任も果たしています。

写真はオーケストラの最高峰と言われるベルリンフィルの定期演奏会のひとコマ。

   

めっきり歳を重ねられましたけど、この時はご病気を押しての演奏でした。
コンサートマスターの席には日本人の樫本大進が座り、我々ファンとしては嬉しい組み合わせです。

簡単に「世界のオザワ」…と評されますが、その陰にどれだけの苦労があったのかは想像に難くないことだと思います。